昨年2月に撮影中の事故で崖から転落し、脊椎を傷つけ足が動かなくなる重傷を負っていた岡本圭司が20日、自身のブログを更新して1年ぶりにスノーボードを履いて滑った事を報告した。
初のターンについては「ターンは気持ちよく、風を切る感覚、雪を踏む感覚、板の感覚、何もかも忘れていませんでした。」と久しぶりの感覚を一つ一つ味わった。また、ターンが出来たとはいえ実際には右足の感覚がほとんど無く、前足1本でなんとか滑り降りた感じだったとし、「それでも滑れたのは自分の頭、細胞、全てがスノーボードを覚えていて、最小の力で滑ることが出来るからやと思うんです。」と今までの経験を体が覚えていてくれたおかげだと分析した。
ターンまでは出来たとはいえ、流石にフラットバーン以外での滑走は無理だったようで「まあ後ろ足の力がないから不整地とかのボコボコや急斜面は全然滑られへんし、オーリーなんか1センチもうかへんし」と全然大した事が無かったとしながらも「それでも1つの目標は達成できたと思ってます。」とまずは当初からの目標達成に満足した。
そして「旅はまだ半ば。ゴールではなく、新しいスタートの始まり。」と新たな旅が始まったとし、「本当にまだまだリハビリは続きますが、この1年間本当にありがとうございました。見てくれていた全ての方に感謝です。」と感謝の気持ちを伝えた。
最後は「スノーボードは最高です。特にみんなと滑るスノーボードはね!WE RIDE FOREVER.」とスノーボードの醍醐味を再認識してブログを締めた。
詳しくはTRANSWORLD WEBでの記事か、3月23日に放送されるHTBのヨコノリ番組「NO MATTER BOARD」でHYWODのライディングと共に見ることが出来るとのこと。